夜空の下の少女
-相互リンク記念作品-

「フフフ〜ん♪」
 空気も冷え切った夏の夜に、上機嫌な小林こばやし雅人まさとはコンビニへと向かっていた。
 自転車にまたがり、夜の涼しい風を我が物顔で大きく吸った。
 冷たい空気がとてもうまく感じられる。
 今日は、久しぶりの部活休みを利用して、彼は友人と共に隣町へと行ってきた。
 ハイテンションで帰って来たら、それはそれは退屈で仕方が無かったため、軽い運動がてらコンビニへ来たのだ。

「「いらっしゃいませ〜」」
 店員さんの掛け声と、電子音と共に、クーラーの利いた店内へ入っていった。
 しかし、あまり重要な用事は無い。
 あるといえば、今日発売の"何とかソーダ"を買いに来たことが、おぼろげな理由だ。
 雅人の妹に、それを買ってくることを頼まれたのだが、名称さえも覚えていない。
 きっと、盛大な宣伝でもしているのだろうと、飲料売り場へと足を伸ばした。

「「ありがとうございました〜」」
 鍵を取り出しながら、自転車へ向かった。
 予想通り、大大宣伝してあった飲み物は、自分と妹に二本買った。
 それを自転車のかごへ入れ、雅人は自転車をまたがった。

 少しの間自転車をこいでいると、ふと、きらりと光る黄金色の物が電灯の下に落ちていることに気付いた。
「ん?」
 そのまま、通り過ぎようとしたのだが、雅人はそれが腕時計であることに気付いた。
 なかなか、お値段の張りそうな立派な腕時計だった。
 雅人は、自転車を止めその腕時計を拾った。
 拾い上げて、電灯の光に照らしながら色々な角度から見れば、傷一つないし、様々なボタンがついている事に目が惹かれた。
「ラッキー。・・・・・・もらってもいいよな?」
 小さく呟くと、それをポケットに滑り込ませ、自宅へと向かった。

「お兄ちゃん、コレじゃないっ!!!!」
「なに?」
「"スプラッシュ・エンジェルソーダ"って、何回も言ったじゃないっ!!」
「?」
「お兄ちゃんの、嘘つきっ!! 明日、みんなで・・・みん・・ヒック・・・う、ウェ〜〜ん・・・」
 妹が、泣き出してしまった。
 何でも、違う物を買ってきてしまったらしいのだ。
 雅人も泣きたい気分になったのだが、兄の威厳でぐっと堪えた。
 なぜ、泣き出したのかといえば、学校で『明日、みんなで飲んだ感想を言い合いしようねっ』と言う約束をしたからだ。
 当然、明日は話に入れないだろう。
 母親に"行ってあげなさい"という目で見られ上、妹に泣きつかれた雅人は、仕方なく、もう一度自転車の鍵を手に取った。


 さて、次の日の朝。
「ジリリリリリリリリリリリっ!」
 コレでもかというように、目覚まし時計が雄たけびを上げた。
 雅人も同時に声にならない声を上げた。
 さらに同時に、妹のヒップドロップが、雅人の腹にクリーンヒット。
「ヴぃえjk×○sd☆え、っ!! ・・・ぶはぁっ!! ゲボっ! ゲホゲホ・・・」
「おにーちゃん。朝ー」
 げほげほと、咳き込みながら、むっくりと起き上がった。
 ちょうど、小腸辺りがぺッたんこになっているであろう。
「・・・珍しく、早起きだな」
 普段なら、雅人が悠美を起こすのであるが・・・。
「うーんっ! 今日は、何か目が覚めたのぉっ!!」
 という訳で、目覚ましドッキリらしいのだ。
 雅人にとってはいい迷惑だ。

 おかげで、遅刻せずに学校にこられたわけだが、何が起きたのか、クラスがざわめき合っている。
 ドアを開けたときに、一瞬こちらに視線が集中したが、特に何もしてないはず。
「俺・・・じゃないよな?」
 独り言を、席に座りながら呟いていると、背中を物凄い勢いで叩かれた。
 盛大な乾いた音が教室に響く。
「いっよ〜っ!! 小林っ!」
 いつも話しかけてくる、ちょっぴり五月蝿い親友"熊田"が、いつも通り話しかけて来た。
「よぉ」
 雅人の素っ気ない答え。
「一体全体、この騒ぎは何なんだ?」
「ああ、実はな・・・」
 わざわざ神妙に語ってくれた高梨の話によると、どうやら転校生が雅人のクラスに来るらしい。
 男か、女かも分からないらしい。


 ガラガラガラっ!!
「座れ〜っ! HR始めるぞーっ!」
 でかい声を張り上げながら、ドカドカと体格の良い担任が入ってきた。
 ガヤガヤと、それぞれが席についた。
「きょーつけーーー。礼」
「さぁ、今日は、大ニュースがあるぞっ! ・・・転校生だ」
 生徒達は、顔をお互いに見合わせながら、ヒソヒソと小声で話しだす。
 雅人は、じっと前のドアを見つめて『俺は興味ねぇぞ』とい顔をしているが、心底はドキドキ。

「お〜い。入ってきていいぞーーっ!」
 ガラガラ・・・。
 なかなかに可愛らしい少女が、入ってきた。
 クラス全員からの視線が集まるのは、かなり緊張することだろう。
 彼女はテクテクテクと、緊張した面持ちで教卓の前まで行く途中。
 段差で・・・コケた。
 生徒の何人かが立ち上がり、担任は大慌てになった。

「グスッ・・・え、えっと・・・わ、私は・・・大路おおじ まい?」
 なぜか語尾が上がる。
「好きな飲み物は、ココア? 趣味は、スポーツとカラオケかな? 結構、おっちょこちょいです。この前も大切な物とか落としちゃって・・・。えっと、これから、よろしくお願いします・・・」
 ぺこりと、頭を下げる。
 見た目からして、かなり陽気そうだ。


 その日は、一日中転校生のお祭りパラダイスな一日であった。
 部活の練習の締めに、ロードワークを走ってきたばかりで疲れている雅人は、帰り支度。
 自転車に乗って、帰り道への登り坂で息を切らしていると、チラリと今日来たばかりの転校生の後姿が映った。
 雅人が、声をかけようかどうか迷っていると、先に彼女が振り返った。
 雅人の姿に気付いているようなので手を振れば、彼女は顔を赤くして、手を振り替えした。
 近寄ってから、自転車を降りる。
「あ、えっと〜〜・・・」
「同じクラスの、小林雅人」
「えっと・・・小林君ね。オッケ!! ・・・」
「・・・」
 特に話すことも無く、二人とも無言になってしまった。
 雅人が、話題を探してるときに彼女が不意に話しかけてきた。
「ねぇ・・・。ちょっと悪いんだけど」
「なにぃぃ?」
 突然話し出され、なにが「ちょっと悪い」のか思い当たる節も全く無かったため、思わず雅人は声が裏返ってしまった。
「あの、ごめんね」
 謝られる彼の額に汗が一筋流れる。
「な、何のこと?」
「すごい、言いにくいことなんだけど・・・?」
「いいよ、じゃんじゃん言っちゃって」
「・・・・・・名前、何だっけ?」
「ホントごめんね・・・。あたし、結構ドジだから・・・」
「気にすんなって」
「ところで、何でこんなに帰る時間遅いの? もう・・・えっと・・・7時ぐらいかな?」
 暗くて、時計の字がうまく読めないらしい。
「あー、部活だよ」
「へ〜。すごい。何やってるの?」
「いや、別にすごくないけど・・・。陸上だよ」
「ええっ!!?」
 大げさなリアクション。
「何を、そんなに・・・」
「あ・・・ごめんなさい。ちょっと、陸上は興味があって・・・」
 そういうと、胸ポケットから、小さな手帳を取り出して、何かをじっと読み始めた。
「意外だな・・・。俺、800M走なんだ」
「あっそうなんだ」
 何故か、棒読み。
 陸上に、興味があったのでは? と、不審に思う雅人。
 気付けば、坂を上りきっていて、二人の視界に先の見えない長い下り坂が映った。
「うっわ〜・・・長い坂よねぇ。これ、毎日上るのかぁ・・・」
 舞は、軽くため息を付いた。
 雅人は、少し照れながら自分の後ろを見れば、後ろの荷台がぽっかりと空いてる。
 雅人は、これでもなかなかシャイなほうだ。
 言い出すために、耳まで赤くなった。
「あ、あのさ・・・」
「なぁに?」
「自転車の・・・あの・・・後ろ乗ってく?」
 テレながら言う雅人に、何の躊躇も無く、
「マジで? ラッキィ〜♪ ホントに、いいの?」
 との明るい返事。
「べ、別にいいよ」
 初対面で、自転車二人乗りを出来たことを、少し自慢しようと、心に決めた雅人だった。

「うっわぁ〜〜早いはや〜い♪」
 子供のようにはしゃぐ舞が、腰にしっかりしがみついてくる。
 顔を真っ赤にして、坂を下りきればすぐに雅人の家で、あっという間に到着した。
 家の前で、自転車を止め、舞は自転車を降りようとした。
 しかし。
「あ、ありがとね〜・・・。この自転車、結構、高・・・って、ウワットトト・・・・キャッ!!」
 ドテーンっ!!
 と、大げさな音を立てて、自転車から転げ落ちた。
 雅人は、自転車を支えるので精一杯だったため、舞に手を伸ばすことさえも出来なかった。

「ちょっと、家にあがっていけって」
「え、そんなのいいよ・・・大丈夫だって」
「でも、膝、擦り剥いてるから。早く」
「じゃあ、遠慮なく・・・」
 最初のたどたどしさはどこへ行ったのか、無遠慮に、勝手にドアを開け、ズカズカと行進。
 まるで家の構造を知ってるかのように、お風呂場を借りて、膝を洗い始めた。
 雅人は、バンソウコがどこにあるか思い出せず、救急箱の中を探していた。
「・・・これでいいか?」
 と、確認した後、風呂場まで行った。
「悪い。大丈夫か、大路?」
 謝りながら、雅人はバンソウコを舞に手渡す。
「うん。ありがと・・・。初対面なのに、家にまで上がり込んじゃって・・・」
 自分で、もらったバンソウコを貼り付けると、舞はすぐに玄関へと向かった。
「そんなに、長く居るのも悪いから・・・」
 顔を赤らめながらそう言われると、雅人は罪悪感でいっぱいにされた。
「いや、痛いならまだ居てもいいよ。・・・親帰ってくるの遅いし」
 すると、突然上目遣いで、
「まさか・・・」
 と、言われ、さらに疑惑の目。
「いや、別に変な意味じゃなくて」
 手を振って、否定を精一杯表す。
「ホントに、大丈夫か?」
「うん、ありがと」
「送っていこうか?」
「ううん。結構近いから、大丈夫」
「そうか・・・」
「じゃあ、また明日ね」
 パタン・・・。
 短いやり取りでドアが閉まり、雅人はふぅ・・・と、ため息をつく。
 インパクトに溢れた、現在、出来立てほやほやの思い出を胸に、『一生忘れない』と、心に誓い、淡い恋心に目覚めつつ、リビングへと軽やかな足で向かった。

「ああぁ〜〜〜。ど〜しよ〜〜〜」
 はるか天空。
 おぼろ月が照らす夜に、舞は羽ばたいていた。
 その背中には、大きな白い翼と頭にわっかを乗せて。
 頭をわしゃわしゃと掻くと、雲に寝そべるような格好をして、無くしてしまった大切な物へ思考をめぐらせていた。

 一方、晩飯と風呂を終わらせた雅人は、机の上にある腕時計に気が付いた。
(そういや、拾ったんだったな・・・)
 ベットに寝そべり、蛍光灯に照らす。
 金色の反射光が、妙にまぶしい。
 座りなおして、もっとよく見ようとし、その時に横に並んでいるうちの一つのボタンに、指が軽く触れてしまった。
 雅人は気にもかけなかったのだが、機械のほうはそうもいかなかった。
 ブゥゥゥン・・・
 という音と共に、腕時計から光の筋がのびた。
 雅人は、突然の出来事に、腕時計を放り投げてしまった。
 床に転がった時計からは、音声付で文字が表示されていた。
「な、んなんだよ・・・。」
 ゆっくり近づいていき、文字を読み取ろうとした。

「これ・・・。何だよ、コレ・・・」
 最初の文字はこうだ。
『下界時間 10:18 ・時計の機能に気が付く』
 壁にかかっている電波時計を見れば、現在の時刻は18分。
「俺・・・の事か・・・」
 じっと時計を見ていると、ホログラフィックの文字が変わった。
『下界時間 10:21 ・妹と会話』ふ〜ん・・・と、文字を見ていると、部屋のドアが開いた。
 風呂上りであろう妹が、にっこりしながらタオル一枚体に巻きつけて、部屋へと飛び込んできた。
「おにーちゃん。ありがとーー」
 学校での話であろうか?
「あのね、あのねっ。昨日のジュースね・・・」
 雅人は、一通り妹の嬉報告を聞くと、部屋の明かりを消した。
 時計の文字が、『下界時間 12:30 ・就寝』とでたから、そのとおりの動くのは癪だったのである。
 そのまま、雅人は寝てしまった。


 深夜。
 彼が、眠りについている頃に窓が開いた。
 ふわりと、窓から身を屈めて入って一人の少女が入ってきた。
 彼女が音も無く部屋の床に足を着くと、真っ先に雅人が握り締めていた腕時計をとった。
 その腕時計を、左の手首にはめると、
「はぁ・・・。良かった」
 と、安心から来る溜め息をついた。
 少女は、一度時計を見て、起きないことを確認すると、グーグーといびきを掻いて寝ている雅人の隣へ座った。
 まったく気付かずに、気持ちよさそうに眠っている。
 寝顔を覗き込みながら、天使の少女は
「もぉ・・・」
 と言いながら、人差し指で雅人のやわらかい頬をトーン、と軽く突く。
「ぅ〜〜・・・ん」
 雅人が、その部分をむずがゆそうに掻いているのを見て、少女はくすっと笑うと背中の大きな翼を広げた。
 窓へ静々と歩いて、暗く湿った空へと華麗に飛び立った。

 ・・・のはずだったが。
「あ、あれ? ―――――あっ! 羽が引っかかってっ!!!」
 高さ二階からの落下。
「きゃ・・・ギャッーーーーっ!!」

 ズドンッ!

 鈍く、大きな音で、雅人は突然起こされた。

 時計の文字は、『下界時間 12:50 ・起床』と浮き出ていた。


「あ〜・・・えっとぉ・・・」
「え〜大路さん? とりあえず、何でうちにいるのか説明してくれると大助かりですが?」
 雅人は親に気付かれないように、そっと自分の部屋に連れ込んだ。
 何しろ、こんな時間だ。
「あのぉ・・・そのぉ・・・」
 宙に、指でくるくると円を描きながら必死に言葉を探している。
「まず、その頭と背中の飾りを取ればよろしいのでは?」
 不自然な丁寧語。
「えっと・・・。家に帰んないと取れないから・・・」
 正確に言うと、羽を隠す道具が必要なだけである。
 ちなみに、この羽は体の一部なので完全に取れることは無い。
「俺がはずしてやるよ。ほら・・・」
 我武者羅に、少女の背中の羽を引っ張りだした。
「いたたたたたたたっ!! ちょ、ちょっと、やめてっ! 痛いっ! ちぎれちゃうよぉっ!」
「いや、そんなに痛くないだろ・・・」
「痛いからっ! ちょっとっ!」
 そういいながら、無意識に翼を動かした。
 ・・・バサ・・・
「・・・あれ・・・」
「うっ! ・・・つまりぃ・・・ちょっと・・・」
「・・・ホントに・・・生えてる・・・?」
「・・・実は、私・・・天使・・・だったりして?」

「て、天使・・・・・・ってか、それっ! 俺が一昨日拾ったやつじゃん」
 時計を指差しながらいう。
「あ・・・」
 冷や汗をかく不思議な転校生。
「なぁっ! 何者なのだよ? 怒らないから・・・」
 眉がピクついている。


「分かったから・・・。あのね・・・


 〜はるか昔〜
 〜神が人間を創ったときに矛盾が出来た〜
 〜運命付けて生まれてきた人間の中〜
 〜その中に運命に縛られない人が生まれ始めた〜
 〜そんな人間を運命どおりに動かし道をそれないようにする〜
 〜そのために付けられた天の使い〜


・・・ってのが、一応私?」
「はぁ、そうですか。」
「つまり、貴方が運命に逆らえる人だから、派遣されたの」
「派遣・・・。どこから?」
「神様の住んでるお空の上から。・・・っつうか、秘密」
「天使なのに、純粋じゃなさそうだね」
「お気になさらず」

 少女は、立ち上がった。
「えっと・・・言いにくいことなんだけど」
「何でもどうぞ?」
「下界での記憶。出会った人の全て・・・消させてもらうね・・・。時計は返してもらったから、用はもう無いし・・・」
「・・・もう、舞には会えないのか?」
「ううん。私はいつも見てるから・・・」
「そうか・・・」
「それじゃ、またいつか会う日まで・・・」
「そうだな・・・。いつか会えたらいいな・・・」
「きっと・・・あえるよ」
 チュッ・・・
 乾いた唇の音が部屋に響いて、少女の姿と彼女に関する記憶がほんのり暖かな夜空へと飛び去っていった。
 その後姿が、彼の見た少女の最初で最後の記憶だった。

〜次の日〜
「いやっ! ホントにっ!」
「お兄ちゃん・・・寝ぼけてんじゃないの?」
「いや、だからマジだから。」
「かあさ〜〜ん。どうやら、雅人が風邪ひいたみたいだぞぉ〜?」
「父さんっ! ほんとに見たんだよっ! ・・・空を飛んでる天使を」
「あら。ほんとね・・・。病院は何時からだったかしら・・・?」
「か、母さんまで・・・。ほんとに見たんだよ・・・『夜空の下の少女』を」






あとがき

蒼穹風師「こんにちわ〜。初めて会うお方はお見知りおきを『そうきゅうふうし』です」
遡夜華「主人様に仕えて、かれこれ何年ぇ・・・。
    名前は『そよか』ですぅっ☆^∇゜)  (*・.・)ノ ヨロシクニャン・:*:・゚'★.。・:*:・゚'☆♪」
蒼「・・・さぁ〜。お題は、「夜空の下の少女」でしたっけ?」
遡「ほんとは違うけど"o(-_-;*)」
蒼「?」
遡「掲示板に書いてあったよ?『矛盾した世界』って('-'*)フフ」
蒼「いやぁ〜・・・。アレは、僕にとって難しすぎましてねぇ・・・」
遡「ってか、この小説のダメだしΣ\( ̄ー ̄)してもいい?」
蒼「別に・・・いいけど?」
遡「でわ、お言葉に甘えて・・・まず、キャラ設定、何も考えてないでしょっ!? 
  最近、どの小説でも同じようなキャラになりかけてますが? それと、オチが無いじゃん?
  気持ち悪いんだけど・・・。読み終わった感覚無いから。
  しかも、無駄に長いし上に訳が分からない・・・ありえないわ。
  こんなの、送ったら、恥よっ!恥っ!┐(-。ー;)┌ヤレヤレ」
蒼「Σ(|||▽||| )」
遡「送られてきた、千草さん達もきっと迷惑だわっ!」
蒼「で、でも・・・」
遡「(・_・?)何ですか?」
蒼「属性的にはOKっかなぁ・・・って?」
遡「・・・?」
蒼「なんでもないよ」


というわけで、初めまして。
え〜・・・。最後のは茶番です。気にしないでください。趣味です。
まぁ、例の掲示板に容易に書き込める方なら、多分大丈夫でしょうか?
リク記念です。
これからも、宜しくお願いします。





千草たちのコメント

天野 空「風師さん、こんな素敵な詩の旋律しょうせつをありがとう♪ 私もさっそく読んだよ〜」
浅葱 千草「えっと、こちらの茶番も趣味です。ま、気にしないで下さい」
空「誰に言ってるの?」
千「なんとなく、一応」
空「『矛盾の世界』『夜空の下の少女』の鍵なる言葉キーワードが両方入ってたなんて、正直驚きだよ〜」
千「まさか、鍵天使の外伝で来るとはね……」
空「そうそう。天使はたーくさん、居るんだよ。舞センパイもその一人かもしれないね」
千「……今言っていることは、あとがきから見る人がかなりのネタバレになっていると思うけどね」
空「……きっと、大丈夫だよ♪ ……多分」
千「や、本当は鍵天使の本編のラストとかぶr……ぐはっ!!」(空の裏拳が決まる)
空「そ、それ以上のネタバレは危ないよ!!」
千「……だけど、裏拳を決めるほど……ね……」
空「ま、言わなかったから良いけど。でも、風師さんの最後の言葉は何だろ?」
千「最高でした!」
空「?」
空「そういえば、千草〜」
千「何?」
空「私も“スプラッシュ・エンジェルソーダ”飲みたい」
千「我慢しなさい」
空「の・み・た・い!!」
千「……ホットミルクで許してくれ」
空「ん。わかった」
千「……はぁ」